読書リスト

去年から日経新聞、newspicksなどを読み漁るようになって、改めて本も読んでいかないとなーと思うようになった。

気になる本は記事にまとめて、読んだら面白かったとこや考えたことを記事を更新する形で進めていこうかなぁと思う。

イメージ的には「読みます!」という宣言に近い。どっかで言っとくと、なんか頭の片隅に残っていて、ふとしたときに読む気が湧いてくるが多い。

こういうのを毎月できるようになるのが目標だけど、3ヶ月坊主で終わりそうな気配もある、、

 

※1月7日(日)更新

こうした調査をもとに、チクセントミハイは、「フローとは"全人的に行為に没入して いるときに人が感じる包括的感覚である」と定義しました。

これは幸福の研究にとって、大発見でした。というのも、古代ギリシャ以来,幸福といえば「快楽」か「意味」のどちらかだったからです。

「快楽」は、いちばんわかりやすい幸福の要素です。大好きなアーティストのコンサ ートに行く、ずっと憧れていたブランド服を手に入れる。そういったLike (好きや want (欲しい)と呼ばれる感覚です。

それに対して「意味」は、世のため人のためになることに幸せを感じることです。面 白いのは、意味に幸せを感じる人は、別にそこに快楽がなくてもいいのです。たとえば 決して楽しい仕事でなくても、意味を感じられたらがんばれるタイプの人はそうだといえます。

このように、じつに2000年もの長きにわたって、幸せには2種類しかないと思われてきました。しかし、そこに突如として現れたのがフローです。

逆に考えると、今の仕事に「快楽」も「意味」も見出せないっていう場合は、意図的に自分を仕事の行為そのものに没頭させることで、幸福を生み出すことが可能と言える。

 

1万時間の法則でおなじみのエリクソン教授は、集中してものごとに取り組むためには次の条件が必要になると述べています。

「反復可能なことである」

(中略)

要するに、「プロセスが明確であれば反復しやすい」という当たり前のことをいって いるだけです。逆にいえば、どうやるのかプロセスが不明確なことは、反復しにくく、 気も散りやすくなります。

(中略)

わたしたちが実際に仕事において集中しなければならないのは、(中略)ほとんどの場合は「考える」ことです。 ということは、集中して考えるための前提条件として,「考えるためのプロセス」そのものを定型化する必要があるのです。

スポーツ選手がフォームを計測するように、ビジネスマンは「考える」という行為を定型化させなければ、それを評価したり改善したりすることができない。

という、すごく理にかなった教えだった。